フィラメントの種類ごとにわけている 3Dプリンタ
3Dデザインランプの 3D 印刷で使用しているフィラメントは 3 種類あり,それぞれ専用の 3D プリンタをわりあてています.
現在使用しているフィラメントは PLA, PET-G, ABS の 3 種類です.もともとつかってきたランプシェード材料は PLA (ポリ乳酸) ですが,現在,主力のランプシェード材料は PET-G (ポリエチレン テレフタレート G) です (左下が PLA によるシェードの例,右下が PET-G によるシェードの例ですが,これらによる光のちがいについては別記事に書いています).それを主力にしてきたのは PLA が品薄になったためですが,現在は容易に入手できるようになっています.また,ランプシェードと LED 電球本体またはペンダントライト本体とを結合する部分には ABS を使用しています.
1 年くらいまえまでは専用機をもうけずに必要に応じて各プリンタでこれらのフィラメントをつかってきましたが,2 つの理由から PET-G には専用機をわりあてるようにしました.第 1 の理由は条件をととのえてやらないと PET-G ではうまく印刷できないことがわかってきたことです.使用しているプリンタのノズル径は 0.6 mm から 0.8 mm ですが,PET-G は 0.8 mm のほうをつかわないと表面がなめらかにならないし,それ以外にも印刷がうまくいかなくなる (不明な) 原因があります.第 2 の理由は PET-G と PLA がまざるとフィラメントどうしがくっつかないことです.PLA から PET-G,あるいはその逆にフィラメントを交換するとしばらくは両者が混ざりますが,そうすると,かさねたフィラメントが容易にはがれて,糸状になってしまいます.つまり,混ざると極端に強度が低下します.そのため,フィラメントを交換すると失敗がおこりやすく,また交換に時間がかかります.これらの理由から専用機をわりあてることにしました.
ABS に関しても,交換にかかる時間を節約するために専用機をもうけることにしました.ABS と PLA は多少まざっても問題がないのですが,それでも ABS から PLA に交換すると透明になるまで ABS が減るのを待たなければなりません.そのため交換にはそれなりに時間がかかります.
現在,稼働している 3D プリンタは 3 台なので,こうして 3 種類のフィラメントをそれぞれ専用機で印刷するようになりました.下の写真の左端が PLA 用,右から 2 番めが PET-G 用,右端が ABS 用です.もう 1 台は他の 4 台くらいとともに現在は故障中です.
追記 (2021-4-29):
上には「ABS と PLA は多少まざっても問題がない」と書きましたが,どうもそうではないようです.ABS に黒いものがまざることについて「PLA と PET-G だけでなく PLA と ABS も 1 台の 3D プリンタでいれかえるのは問題?!」(別サイト) に書きました.
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関連情報
3Dデザインランプ|Dasyn(デイシン)
デイシン (Dasyn) はオリジナルデザインの LED 照明器具「3Dデザインランプ」を製造販売しています.デイシンが独自に開発した「螺旋 (らせん) 3D 印刷法」によって造られた,ガラスではまねできない繊細な形や模様をもつ透明プラスティック製ランプシェード (セード) を使った,様々な表情をもった光の彫刻のような「3Dデザイン電球」や照明器具が,おしゃれに きらめき ます.
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