たいていの LED 電球は LED チップを平面上にならべたものが内部にはいっています．その面が通常はプラスティック・カバーの一番下の部分にあります．しかし，3D デザイン電球をこのようにつくると，横からみたときに光が電球の下のほうに集中します．光をもっと上に拡散させるには，LED の位置をすこし上げる (カバーの...

3D デザインランプでは数ミリ角の LED チップの光を直接ランプシェードや電球カバーにとどけることで，特有のきらめきを実現しています．そのため，LED チップの個数によって，きらめきかたがちがってきます．     最近は 1 個で 1 W 以上の電力を消費する明るい LED ...

3D デザインランプで使用している LED (LED チップをアルミ板にとりつけたもの) のサイズや，そのうえでの LED の配置はさまざまです． 3D デザインランプに使用する LED は，一般的にはサイズがおおきいアルミ板のひろい範囲に LED チップを分散させているものをつかうのがよいとかんがえていますが，ランプ...

3D デザインランプをつくりはじめた当時は，使用する LED (材料としての電球) はすべて中国から直輸入していました．それを昨年，できるところは国内メーカーのものに変えました．その理由などについて書きます．     直輸入品をつかっていた理由は値段です．電灯線用の 3D デザインランプを...

3D デザインランプ (3Dデザイン電球) の光の拡散のしかたはさまざまですが，それらをまとまりなく提示したのではお客様は選択しにくいだろうとかんがえました． そこで，光の拡散のしかたによって，閉じたシェードをもつ 3D デザインランプを 3 種類に分類してみました． これら 3 種類のあいだに明確な境界はないのですが...

LED 電球のカバーは通常はパチッとはめこんだうえで接着剤をつけるようになっていますが，Yahoo! ショッピングのデイシンの店で販売している 3D デザイン電球は接着剤だけでカバーと電球本体をつないできました． しかし，この方法ではカバー (ランプシェード) だけを交換することができません． 交換を希望するお客様が存...

デイシンの店のお客様には直接関係ないことですが，3D デザインランプの商品写真撮影に関する苦労話を書きます．   3D デザインランプを撮影するには，ほかの照明器具を撮影するのとはちがった技術が必要になります． あかるさがまったくちがう 3D デザイン電球そのものの陰影と周囲の陰影とを 1 枚の写真のなか...

このサイトで紹介している 3D デザインランプなどと直接関係ないことですが，螺旋 3D 印刷でつくった大きな中空の球をたたいたときの音についてです．   らせん 3D 印刷でつくった 14〜16 cm のおおきな中空球をつよくたたくと，高い衝撃音がする場合があることがわかりました．バレーボールやバスケット...

マサチューセッツ工科大学 (MIT) ではガラスを使った 3D 印刷を研究してきていますが，その美しい写真が公開されています．その写真はうまく照明されていて，美しい陰影をだしています (たとえば ここ に写真が紹介されています)． 当社で使用しているプラスティック PLA (ポリ乳酸) でも同様のことができればいいとか...

3Dデザインランプのシェード (透明カバー) は螺旋 3D 印刷という独自技術によってつくっていますが，この方法でつくられた透明プラスティックはガラスや従来の製法によるプラスティックにはまねのできない 3 つの特徴をもっています．   第 1 の特徴はランプシェードにとてもこまかい形状 (模様) がつくれ...

最近ではありませんが，これまで何回か螺旋 3D 印刷に関するワークショップやハンズオンをひらいたことがありました．   最初は東京メイカー主催で中野の ICTCO という場所でひらきました:「好評だったが失敗もあった「3D プリンタでランプシェードをつくる」ワークショップ」(別サイト)．このワークショップ...

「3D デザイン電球に使用する 2 種のフィラメント: PLA と PET-G」というブログ記事では透明な PLA (ポリ乳酸) フィラメントのなかには透明度がひくいものが多いということを書きました．このサイトで紹介している 3D デザインランプには透明度のたかいフィラメントが必要ですが，近年はその入手がむずかしくなっ...