螺旋 3D 印刷では「波合成モデル」によって，つまり正弦波 (サイン・ウェーブ) をくみあわせて形や模様をつくっていますが，あるとき，つぎのような 3 つの波をくみあわせることによって複雑なモアレ模様ができることを発見しました．その 3 つの波とは，下の最初の図のようなフィラメントを上下させる波 (ヴィブラートと呼んで...

様々な凹凸があるかたちの 3D デザイン電球を通販していますが，そのうちのひとつが Xing2 (クロッシング 2)，調和したクロスする波模様がついたボールランプ，丸型電球です．「調和している」(調和音のようだ) というところから「ハーモニー形」と呼んでいます．どこが調和しているのかは，下記のモデルについての節をみてく...

通販しているセレクトされた 3D デザイン電球のなかで一番複雑な凹凸があるかたちをしているのが「トロピカルフルーツ風」のボールランプ，丸型電球です．Xing3 (クロッシング 3) と名づけていますが，それは 3 つの波がかさなって (クロスして) できる形だからです．その形や〈きらめき〉を楽しんでいただきたいので，裸...

球形に次いで単純な凹凸があるいくつかのかたちの 3D デザイン電球を通販していますが，そのうちのひとつがストライプ形のボールランプ，丸型電球です．その形や〈きらめき〉を楽しんでいただきたいので，裸電球として，あるいはそれを隠さないシェードをつけていただければとおもいます．   ストライプ形電球の写真 &...

球形に次いで単純な凹凸があるいくつかのかたちの 3D デザイン電球を通販していますが，そのうちのひとつが渦巻形 (あるいは螺旋形) をしたボールランプ，丸型電球です．ランプシェードのデザインとして同心円はよくあるのですが，すこし変えて渦巻きの形にしてみました．その形や きらめき を楽しんでいただきたいので，裸電球として...

LED 電球のカバーは通常はパチッとはめこんだうえで接着剤をつけるようになっていますが，Yahoo! ショッピングのデイシンの店で販売している 3D デザイン電球は接着剤だけでカバーと電球本体をつないできました． しかし，この方法ではカバー (ランプシェード) だけを交換することができません． 交換を希望するお客様が存...

最近ではありませんが，これまで何回か螺旋 3D 印刷に関するワークショップやハンズオンをひらいたことがありました．   最初は東京メイカー主催で中野の ICTCO という場所でひらきました:「好評だったが失敗もあった「3D プリンタでランプシェードをつくる」ワークショップ」(別サイト)．このワークショップ...

螺旋 3D 印刷にちかい「3D ゆらぎ印刷」または「自己組織印刷」という方法で，温度や風などの物理的な条件によって変化する模様 (パターン) がつくれます．この方法は螺旋 3D 印刷にちかく，フィラメントの吐出量を一定にする点はおなじですが，その量を減らします．また，ピッチ (層の厚さ) も減らします．  ...

デイシンへのご注文のなかには，実は電球本体はいらないのに 3D デザイン電球をオーダーしていただくような場合があります． つまり，ほしいのはシェードだけなのに，電球つきで注文していただくような場合があります． 電球なしで注文できる商品もいくつかありますが，基本的にはこのような場合はメールや電話で特注していただくのがベス...

# 数年前に書いた文章をなおして再録しているので，現在とはややちがう部分もあることをおことわりしておきます．   CAD をつかってランプシェードをデザインするとしたら，通常はその CAD に用意されたツールを駆使して自由にかたちをつくっていくでしょう． しかし，筆者は「シェードを構成するそれぞれの曲線は...

デイシンの通販店 (楽天，Yahoo!，ほか) では螺旋 3D 印刷でつくったランプシェードやカバーを使用したペンダントや電球などの製品を販売しています． これまでも「3D デザイン」ということばをときどきつかってきましたが，これらの製品に統一的に「3D デザインランプ」という商標を使用することにしました． &nbs...

3D デザイン電球のカバーの代表的な形のなかに渦巻き (スクリュー形) とストライプ (ひだ) がありますが，それぞれ複数の種類があります．ここではそのバリエーションについて書きます．   単純な渦巻形の電球は Stretch1 (ストレッチ 1)，単純なストライプ形の電球は IIng3 (アイイング 3...