螺旋 3D 印刷にちかい「3D ゆらぎ印刷」または「自己組織印刷」という方法で，温度や風などの物理的な条件によって変化する模様 (パターン) がつくれます．この方法は螺旋 3D 印刷にちかく，フィラメントの吐出量を一定にする点はおなじですが，その量を減らします．また，ピッチ (層の厚さ) も減らします．

 

螺旋 3D 印刷をふくむ通常の 3D 印刷ではおなじ「設計図」から毎回おなじかたちがつくられますが，ゆらぎ印刷では毎回ことなるかたちがつくられます．これは，いわば「自然の造形」です．まだよい使い方がみつかっていないのですが，みつけたいとかんがえています．印刷のようすは YouTube に投稿しています．画像は Google 検索でいろいろみつかります．

 

「ゆらぎ」がすくない条件のもとでは，より整然としたストライプ状の形がつくられます．

 

 

 

ゆらぎが大きくなると，規則性がくずされていきます．

 

 

 

 

さらにゆらぎが大きくなると，もはや形はくずれてしまいます．

 

YouTube とちがって現在はみることができませせんが，このゆらぎ印刷は Maker Faire Tokyo (MFT 2013) でデモして，取材してくれたテレビ東京の番組 WBS (ワールド・ビジネス・サテライト) で印刷の様子をニュースの背景としてつかってもらいました (下の写真)．(「3D プリンタの経済効果に関する WBS のニュースで MFT 2013 での 3D 印刷の動画がつかわれた」(外部サイト) 参照)

 

 

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