デイシンの沿革とビジネス
デイシン (Dasyn.com) はこれまでにない きらめく光を発する 3Dデザインランプという名の LED 電球 (3Dデザイン電球) や照明器具を自社生産し販売しています.
東京で設計・製造していますので,受注生産やその他のご要望にすぐにお答えできます.
3Dデザインランプの きらめき は自社開発した螺旋3D印刷法という特許技術からうまれますが,それを製品に活かすために起業しました.そのいきさつについてはブログ記事 (1, 2) に書いています.現在のところは個人事業ですが,屋号の「Dasyn」の由来は Digital-Analog SYNtheses ということばです.
デイシンはお客様の顔がみえるビジネスをめざしています.そのため,電球や照明器具を販売するには他店に委託して販売する方法もありますが,そうではなくてネットでお客様に直接販売する方法をとっています.楽天の店,Yahoo! ショッピングの店などでネット直販することによって,日本中のお客様の声を直接きくことができます.
現在の製品は透明で表面にこまかい凹凸や模様がある 3D 印刷のシェードをつかった LED 電球やペンダントライトなど照明器具,3D 印刷ポットやキャップつきの LED キャンドルライト,透明・中空で軽い 3D 印刷の地球儀などです.商品は当サイトにまとめていますのでご覧ください.
3D 印刷は多品種少量生産むきの技術です.100 個以下程度のカスタム・デザインも受注しますので,「3D デザインランプ等のオーダー」をご覧いただき,ご相談ください.1 個ごとにすこしずつデザインがことなる製品を安価に製造するシングルトン連続生産が可能です.また,上記の独自技術を使用すれば 1 サイクル 1~2 時間という短サイクルの超ラピッド・プロトタイピングもできるので,デザイナーなどとのコラボレーションによる新製品開発を希望しています.興味のある方はご連絡ください.
工房
3D デザインランプはおもに自社の工房でつくられます.10 台ほどの 3D プリンタを保有していますが,おもにそのうちの 3 台を使用しています.
技術
3D デザインランプは螺旋 3D 印刷という独自技術をつかって製造されます.既存の CAD ツールやスライサを使用せず,独自開発したプログラムを使用してコンピュータによってランプシェードの形や 3D 印刷ヘッドの自由な動きをデザインさせるジェネラティブ・デザインという方法によって設計しています.この設計法と 3D 印刷法にもとづくアジャイル製造技術によって,短サイクルの超スパイラル開発や 1 個ごとにデザインを変更するシングルトン多量生産を可能にしています.下図は開発に使用しているインタフェースです.コア技術はこの独自ソフトウェアにあります.
3D プリンタとしては上の写真にあるようなデルタ型のものを使用していますが,強力な空冷ファンを装備している以外は普通のオープンソースの 3D プリンタです.
より詳細な技術情報はつぎのような論文で紹介しています.
「螺旋3D印刷法とその照明器具への応用」金田 泰 著,プラスチックス 2019 年 3 月号.
「3D プリンタもプログラミングで ─ draw3dp (ちょっと変わったプログラミング教室 03)」金田 泰 著,情報処理 Vol. 58 No. 6.
デイシン・ドット・コム
〒1640013 東京都中野区弥生町 4-2-16
TEL: 080-3739-3600
代表者: 金田 泰
連絡先: store@dasyn.com