螺旋 3D 印刷は「波合成モデル」によって複数の波のくみあわせによって形や模様をつくっていきます．3 つの波をくみあわせることによって複雑なモアレ模様ができることは「キャンドルポットや電球カバーでつかっている複雑なモアレ縞模様」に書きました．ここではそうやってつくった複雑なモアレ模様を角度をかえながらみるビデオを示します．

よく見ると，1 本のフィラメントをかさねてつくられた形であるにもかかわらず，複数の模様がかさなりあっていること，どの模様がより強くみえるかが見る方向によって変わることがわかるとおもいます．

つぎのビデオは印刷したものじたいにはモアレ模様はありませんが，それを 2 枚あわせることであらわれるモアレ模様です．上記のカップほど複雑な模様はできませんが，それでもフィラメントを螺旋状に巻いた板を 2 枚あわせることで曲線のモアレ模様ができていること，それがその 2 枚をずらすと変化することが表現されています．