3D印刷の学会のルーツ「SFF シンポジウム」での発表
SFF シンポジウム (Solid Free-form Fabrication Symposium) は米国のテキサス (オースティン) で毎年ひらかれている歴史ある 3D 印刷の学会です.そこでこれまでに 2 回,発表してきました.最初が螺旋3D印刷以前の 2013 年,つぎが螺旋 3D 印刷について発表した 2015 年です.
1 回めのときはまだ 3Dプリンタをはじめて買ったばかりで,螺旋 3D 印刷ははじめていませんでした.それでも,そのときつとめていた会社を退職したあとには 3D 印刷で生計をえたいとかんがえ,そのためには独自技術をもつ必要があるとかんがえていました.まだほとんど構想だけでしたが,層をかさねるのでなくヘッドが自由に上下にうごかせることを活用した 3D 印刷をかんがえて,実験した結果をポスターにして発表しました.つぎの写真がそのポスターです.実験で印刷したものもポスターにはりつけています.
ここには発表やポスターの内容は書きませんが,それについては個人の論文サイトで紹介しています.
2 回めの発表はポスターでなくより本格的な論文を書きました.それまでに国内や中国の学会,ベネチアの学会などで発表をかさねていたので,その集大成といってもよい内容でした.モデルを変形して閉じた球をはじめとする様々な形をつくること,ヘッドの速度をかえて厚みを変えるなどして模様がつくれること (右下の地球儀の写真を参照) などを含んでいます.3D CAD をつかわないモデリングの方法についても書いています.
この論文や発表資料についても個人の論文サイトで紹介しています.これで螺旋 3D 印刷の基本がだいたいカバーされたので,その後は学会発表をあまりしていません.しかし波合成モデルはその後に開発しましたが,それについてはまだ学会で発表していません.
関連情報
3Dデザインランプ|Dasyn(デイシン)
デイシン (Dasyn) はオリジナルデザインの LED 照明器具「3Dデザインランプ」を製造販売しています.デイシンが独自に開発した「螺旋 (らせん) 3D 印刷法」によって造られた,ガラスではまねできない繊細な形や模様をもつ透明プラスティック製ランプシェード (セード) を使った,様々な表情をもった光の彫刻のような「3Dデザイン電球」や照明器具が,おしゃれに きらめき ます.
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住所 |
〒164-0013 東京都中野区弥生町4-2-16 |
営業時間 |
月~金 9:00~19:00 定休日: 土日祝 |
代表者名 | 金田 泰 (カナダ ヤスシ) |
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