MIT におけるガラスの 3D 印刷と 3D デザインランプがつくる陰影
マサチューセッツ工科大学 (MIT) ではガラスを使った 3D 印刷を研究してきています.ガラスによる 3D 印刷はプラスティックよりはるかにむずかしいのですが,透明な材料による 3D 印刷という点では 3D デザインランプで使用している透明 PLA による螺旋 3D 印刷とよく似ています.
MIT でつくられた作品の美しい写真はたとえばここに写真が紹介されています.その写真はうまく照明されていて,美しい陰影をだしています.3D デザインランプと同様にフィラメントを螺旋状に巻いていることがわかります.
これらの写真がどういう条件で撮影されたのかはよくわかりませんが,鋭い影をつくるためにクリプトンランプのような点光源にちかい電球をつかっているようにみえます.右上の写真にはランプらしいものがうつっています.これらの写真はこの研究の最初のフェーズでつくられたもので,撮影されたのは 2015 年のようです.
その後さらに研究がすすんだ結果,つぎのようなものがつくられました.くわしい説明はみていませんが,これらの高い柱のようなものは実はもっとちいさなブロックをかさねてつくっているようにみえます.
螺旋 3D 印刷でも点光源にちかい LED チップをつかって,つぎのような陰影の写真をとっています.プラスティックはガラスより屈折率がひくいので,ガラスほど印象深い影にはなっていません.また,フィラメントが細いことも,はっきりした影ができにくい原因になっているようにおもいます.
T-glass というプラスティックをつかっても,MIT のと同様のことができることを taulman3D がデモしています.ここにはあまり説明がないのですが,わざと太いノズルをつかって t-glass で造形しているようです.MIT のとはちがって,螺旋ではなく層をかさねてつくっていることがわかります.ぼんやりした影ができる点では 3D デザインランプと似ています.
関連情報
3Dデザインランプ|Dasyn(デイシン)
デイシン (Dasyn) はオリジナルデザインの LED 照明器具「3Dデザインランプ」を製造販売しています.デイシンが独自に開発した「螺旋 (らせん) 3D 印刷法」によって造られた,ガラスではまねできない繊細な形や模様をもつ透明プラスティック製ランプシェード (セード) を使った,様々な表情をもった光の彫刻のような「3Dデザイン電球」や照明器具が,おしゃれに きらめき ます.
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