以前つくったウンコ形電球とはちがうかたちのウンコ形ペンダントライトの注文をうけました．今回の注文は複数のウンコ形電球の光色を同期して変化させたいということでした．依頼者は最初は独立に色が変化する複数の電球をならべるつもりでしたが，それではうまく同期しないからといって，テープライトをつかったペンダントライトをつくることを提案しました．

 

ウンコのかたちはつぎのとおりですが，これを半透明のフィラメントでつくります．

 

 

断面はほぼ，つぎのように 4 つの円弧をならべたかたちになっています．このデザインを独自開発の 3D デザイン法・プログラムにあたえることで上記のかたちがつくれます．

 

 

しかし，このままでは円弧のつなぎの部分がうまく印刷できなくて，また強度にも問題がでる可能性があるので，すこし削ったようなかたちにしています．上のウンコのかたちをみれば，つなぎの部分がどうなっているか，すこしわかるとおもいます．

 

光源には RGB のテープライト 10 cm  (2 単位) を使用しています．光を拡散するために，3D 印刷でディフューザをつくって，光源をそのなかにいれています．くみたて直前のペンダントライト全体の写真をしめします．

 

 

ディフューザは光を縦横に拡散するために，2 重になっています．光源はディフューザのなかにはいっているのでみえません．RGB テープライトには 4 本の線をつなぐ必要があるので，それ用のコネクタとケーブルを使用しています．

 

 

これは試作品ですが，販売したものはもうすこしむらのない光をだしていたとおもいます．