「ランダムさ」あるいは「でたらめさ」を 3Dプリンタでのものづくりにいかせないかということをよくかんがえています．1 個ずつ形や模様がちがう電球などで乱数はしばしばつかっていますが，「3Dゆらぎ印刷」などで乱数によらない「自然」のランダムさをいかそうともしていて，その試みのひとつとして iPhone ケースをつくったことがあります．2014 年なので iPhone 4, 5 の時代です．

 

印刷するときにフィラメントをすくなくすることでランダムな模様がつくられます．いろいろつくりましたが，いくつか写真で示します．

 

 

 

これらは iPhone 4 のためのケースです．

 

iPhone 5 のためのケースもつくって，実際にはめてつかってみました．

 

 

これらは黒と白の不透明なフィラメントでつくったものですが，透明なフィラメントでもためしてみました．

 

 

透明なフィラメントをつかうと光沢がでやすいのがよいようにおもいました．

 

とはいえ，iPhone 5 をいれてしばらくつかってみたところではガサガサでつかいにくかったので，つかうのをやめました．