3D デザインランプの重要な特徴として〈きらめき〉があると考えています．普通の LED 電球が一様に光を拡散するのに対して，3D デザイン電球は LED チップがだす強い光を一様にではなく縦にのばし，横にもひろげて，きらめく光にします．こういう 3D デザインランプの特徴をさまざまなことばで検索できるようにするため，類語辞典を参照して商品ページにみつかったことばをいれました．Weblio というネット上の類語辞典をひくと，まず〈きらめく〉を漢字で書くと〈煌めく〉または〈煌く〉となることがわかり，また〈きらめく〉の類義語としてつぎのようなものがみつかります．

明滅，ちらちらする，ちかちか，きらつく，輝く，耀く (かがやく)，耀う，赫う，きらきら，光り輝く，光り耀く，目眩めく (めくるめく)，目映い (まばゆい)，燦然 (さんぜん)

ほかのことばはよく知られたものですが，とくに注目するべきは〈耀う〉，〈赫う〉 (どちらも「かがよう」と読む) ということばです．「きらきら光って揺れる」という意味だということですが，たぶんほとんど知られていないことばなのではないかとおもいます．3D デザインランプの光を表現するのに適切なことばだとおもえるのですが，知られていないということは，すくなくとも現在はこのことばで検索するひとはほとんどいないということを意味します．

〈閃く (ひらめく)〉ということばもみつかりますが，これはあきらかに時間とともにいちじるしく変化する光に対する表現であり，おなじく〈きらめく〉の類義語としてみつかる〈ぴかぴか光る〉などと同様に，一定の光をはなつ 3D デザインランプにふさわしい表現ではないとかんがえられます．それに対して〈ちらちらする〉とか〈きらきら〉とかは比較的よわい変化であり，3D デザインランプを見る角度のちがいによる光の変化を表現することばだと解釈することができるとおもいます．