通常の LED 電球と 3D デザイン電球のちがいを説明するとともに図示します (下の図)．「3Dデザイン電球の 3 つの特徴」にも書いたように，LED 電球の内部には 3 mm 角くらいのちいさな LED チップがならんでいます．通常はそれらが発するむらのある光を一様にするために，LED 電球には光を一様に拡散するカバーがついています．しかし，3D デザインランプはその光を一様にせず，特有の〈きらめき〉を生みだします．

この写真の 3D デザイン電球 (Xing3) は光を縦横に拡散して きらめきます．見る角度によって きらめきかたが微妙に変化します．このようなタイプの きらめく 電球を「スパークル型」と呼んでいます．一方，下の写真のように光を基本的には縦にだけ伸ばすタイプの電球もあります．

このタイプ「ストレッチ型」の電球は光を横に拡散しないので中央に集中してしまいます．しかし，もとの LED が放つ光ははるかに強くて (上の写真の中央を参照)，それにくらべるとストレッチ型のランプでは光が緩和されています．このように光が縦にのびたタイプの電球としてつぎのような「LED フィラメント電球」がありますが，ストレッチ型の 3D デザイン電球はそれともちがう独特な きらめく 光を放ちます．

スパークル型とストレッチ型，それぞれの特徴を活かす形の 3D デザイン電球をつくっていきたいとかんがえています．