氷柱型キャンドルキャップからポット,キャップ,ミニポットへ…
螺旋 3D 印刷は薄くて透明なものをつくるのが得意なので,LED とくみあわせるのがよいとかんがえてきました.ポータブルな LED 器具というと,まず LED キャンドルがあります.そこで,LED キャンドルと螺旋 3D 印刷とのくみあわせについて,くふうしてきました.
最初にかんがえたのが氷柱型のキャップです.つららをモティーフにした照明器具をあれこれかんがえるなかで,LED キャンドルにかぶせることをかんがえつきました.氷柱型といっていますが,ランダムにフィラメントを巻いてつくっていることは,つららとはあまり関係がありません.
つぎにかんがえたのがキャンドル・ポットです.キャンドルはよくキャンドルポットにいれてつかいます.本物のキャンドルはかなり熱をだすので,熱によわいプラスティックとのくみあわせは適切ではありません.しかし,LED キャンドルはほとんど熱をださないので,螺旋 3D 印刷で使用している耐熱温度 60℃ の PLA というプラスティックとでもくみあわせられます.そこで,ポットを螺旋 3D 印刷でつくって,それに LED キャンドルをいれてみました.
左上の写真は「モアレ縞模様」の一種ですが,ポットにつける模様をかんがえているうちにおもいついたものです.螺旋 3D 印刷では模様はだいたい「波合成モデル」でつくっていますが,3 つの単純な波のくみあわせで複雑なモアレ縞模様がつくられます.複雑なモアレ縞模様についてはまた別の機会に書きたいとおもいます (「キャンドルポットや電球カバーでつかっている複雑なモアレ縞」参照).ここでは写真だけ,すこしのせておきます.
もっと廉価で螺旋 3D 印刷の魅力を知ってもらえないかとおもって,かんがえだしたのがキャンドル・キャップです.氷柱と同様に LED キャンドルにかぶせるのですが,ぴったりかぶさるようにサイズをあわせるのは氷柱よりむしろむずかしくなっています.
ふつうのポットとキャップとのあいだのサイズのものをつくりたいとかんがえて,つくったのがミニポットです.LED キャンドルがはいるぎりぎりのサイズにしています.キャンドル・キャップが規格内の定形外郵便でおくれるのに対してミニポットは規格外になるのでより高い値段をつけざるをえなくなり,ふつうのサイズのポットとの差があまりなくなってしまいました.
キャンドル・ポットやキャンドル・キャップは今後もくふうして,あたらしい光を追求していきたいとかんがえています.
関連情報
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