デイシンは Yahoo! ショッピングの店とともに楽天にもオンライン・ショップ「デイシン・プライム」をもっていますが，その楽天における大規模な商品ページの仕様改訂とその GUI および API の改訂がおこなわれ，それがデイシンに適用された 7 月 26 日以降に，それに対応する店の改装をおこなってきました．

楽天では「SKU プロジェクト」というプロジェクトをすすめています．かんたんにいうと，これまで楽天ではひとつの商品ページで値段がことなる同種の商品を売ることができませんでしたが，それができるようにするプロジェクトです．Yahoo! ショッピングなど，他社ではすでにそれが可能になっていますが，楽天ではそれらをこえる多様な機能をもった商品ページを実現しています．

これまでデイシンでは値段がことなる同種の商品を別の商品ページで販売してきました．Yaho! ショッピングなどではそれらをまとめることが可能でしたが，楽天にあわせて別のページをつくってきました．SKU プロジェクトによってそれらをまとめることができるようになり，同種の商品をまとめることによって，商品構成がわかりやすくなるとかんがえられます．楽天で商品群を構造化することができれば，Yahoo! ショッピングなどでもそれにあわせて構造化することができます．つぎの画像はサイズによって値段がちがうポスターの商品ページの一部です．

このように SKU プロジェクトの目的は商品ページがまとめられるようにすることです．しかし，デイシンではまずは現在の商品ページ構成のまま，あたらしい GUI と API に対応することにしました．まだ主力製品のひとつである 3D デザイン電球およびそれをつかった照明器具では新 API に対応していませんが，3D デザイン・シェードやシャンデリア電球，LED キャンドル，2000 種類以上の商品がある AI アート・ポスター (上の画像を参照) などはすでに新 API に対応しました．これらの商品のおおくは商品ページをつくるのに API を使用しているため，新 API に対応する必要がありました．また，新 API に対応することで，上記のような商品の構造化ができるようになります．