Makuake で「LED 交換可能な 3Dデザイン電球」のクラウドファンディングに挑戦していますが，ここではこの電球を 3 色の光を放ったり点滅したりする装飾電球にしてみます．光源である LED が交換できるからこそできる技です．2 つの例を写真で示します．スチル写真だけではこれらの差がよくわかりませんが，右下の電球は色を変えたり点滅したりできます．他の 3Dデザインランプと同様に光が縦に伸びるのが特徴です．シェードの形によっては，右下の写真のように光が揺らぎながら，延びます．

 

 

これらの電球にはもともと LED フィラメント電球がはいっていますが，それを普通の LED 電球にかえれば，よりやわらかい光にすることができます．さらに，それらの電球のかわりにカラーの LED をいれれば，カラーの電球になるわけです．カラーの LED は通常，テープライトや紐状の形で販売されています．それらのおおくは直流 12 ボルト (DC 12 V) の電源や USB 電源で点灯します．左上の写真は USB 電源アダプタ (充電器)，右上の写真は 12 ボルトの電源アダプタをいれています．

 

 

左上の写真は USB 電源アダプタと 5 ボルトで点灯するカラー LED をいれた電球のカバーをはずしたところです．USB 電源アダプタは比較的ちいさいので，直径 12 cm の電球にもいれられます．LED の先には USB コネクタとそれに接続された黒いケーブルがありますが，これらはじゃまにならないようにたばねておけばよいでしょう．右上の写真は電源アダプタをさしこむために電球内部にとりつけた「セパラボディ」という名のアダプタを示しています．

 

 

上の写真はセパラボディにとりつけるための 12 ボルト の電源アダプタ，それに接続された調光器，テープライト，そしてリモコンをうつしています．12 ボルト 1 アンペアの電源アダプタは USB 電源アダプタにくらべるとおおきくて，12 cm の電球にいれることはむずかしいのですが，18 cm の電球であればうまくいれられるでしょう．1 アンペアの電源アダプタはコンセントに本体をとりつけるかたちのものが多いのですが，それだとシェードにうまくいれられないので，ケーブルつきのものを選んでいます．

 

このような装飾電球は天井灯のかわりにはならないでしょうが，サイドテーブルなどに置くとよいでしょう．下の写真はこれらの電球を「レセップキャップ」を檜の板に固定してつくったスタンドにつけてみたところです．

 

 

追記 (2022-2-5): この Makuake にだした電球は現在は普通に販売しています (たとえば「きらめきと影の電球 直径 18 cm」)．その電球を買っていただけばこの記事のような装飾電球をつくってたのしむことができます．