シングルトン連続生産について Design シンポジウム 2021 で発表した
Design シンポジウムという,8 つの学会などの組織にまたがる学際的な学会が 2 年ごとにひらかれています.今年はコロナ禍のためオンラインでの開催になりました.筆者もこれまでほとんど知らなかったのですが,最近こころみているシングルトン連続生産について発表しました.従来の工業生産は基本的におなじものを多数,連続的に生産するのに対して,3Dプリンタをつかって 1 個ずつちがうものを連続的につくるための方法とそれに関する実践についての話です.シングルトン連続生産そのものについては別の記事に書いたので,ここではこれ以上は説明しません.
上の画像はシンポジウムの表紙のデザインと筆者の発表に関連する製品の画像です.
デザインとか設計とかいう日本語をつかうかわりに design という英単語をつかっている理由はきいていませんが,筆者自身は英語では design ということばをつかえばすむものを日本語ではデザインと設計に訳しわけなければならないのはめんどうだと感じていました.3Dデザインランプを design するときにデザインと設計のあいだに壁はないからです.
しかし,この学会をはじめて聴講してみて,そこでは design ということばがもっとはるかにひろくとらえられていることがわかりました.事前にそのことをよく把握していなかったのは勉強不足なのですが,これまでひらかれてきたこの学会の論文集あるいは個々の論文が Web で容易にアクセスできなかったので,よくわからないまま発表までしました.この学会での design の意味はもっと組織や社会にまでかかわるものであり,design にかかわる実験の場としてよくつかわれているのはワークショップでした.その思想的な背景としてサイバネティクスやハイデガーなどの哲学についても語られていました.
このブログにふさわしい話題からどんどんはずれてきているようにおもうので,ここから先は個人ブログ記事に書くことにします.
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代表者名 | 金田 泰 (カナダ ヤスシ) |
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