デイシンの Yahoo! ショッピングの店と楽天の店で最近販売開始した「電球カバー (3Dデザインシェード)」をフィラメント電球につけると，つぎのように淡い陰影が天井にできます．

 

 

そこで，Web 上で天井や壁に模様ができる透明ランプシェードつきの照明器具をしらべてみました．つぎのような写真がみつかります．

 

 

 

写真をとるときに模様が強調されているかとおもいますが，当社の電球カバーがつくる模様より強いようにみえます．これらのランプシェードはガラス製なので屈折率が高いということもその理由のひとつなのでしょう．当社の電球カバーはプラスティック製 (ポリ乳酸，PLA) で，厚さもうすいことが，模様が淡い理由です．天井には模様ができますが，壁はほとんど一様なあかるさになります．

 

ランプシェードはガラスがよいと信じられています．すくなくとも従来はプラスティックよりガラスのほうが変化に富んでいてきれいだからでしょう．天井にできる模様に関しても，それがはっきりしているほうがよいなら，やはりガラスのほうが適しているといえるでしょう．

 

でも，螺旋3D印刷によってつくったプラスティック・シェードにはガラスにない利点があります．それはシェードの表面にガラスよりきめこまかい模様がつくれること，軽いので仮に落下してもガラスより危険がすくないこと，そしてガラスより安価なことなどです．

 

螺旋3D印刷によるプラスティック・シェードのよさをより多くのひとに知っていただきたいとかんがえています．