螺旋 3D 印刷でつくったカスタムデザインのシェードを，これまでにテレビドラマなどで使用していただいたことがあります．ここでは，それらをどのようにつくってきたのかを書いてみます．今後はさまざまな行事，催事，コンサート，ライブ，演劇など，テレビ番組でもドラマ以外に報道番組やワイドショーなどでもつかっていただけるのではないかとおもいます．

こういうオーダーメイドのシェードの注文の際，こちらで光源をつけてランプにすることもできるのですが，おおくの場合には光源はお客様のほうで用意していただけます．こちらでつくるのは，LED (電球) にあわせて穴をあけたシェードだけです．そのため，以下の写真もシェードだけです．LED をいれたのはお客様にわたしたあとなので，たいてい，その写真はありません．

ひとつだけ使用場面の写真があるのは，テレビ局でつかってもらったものです．どこで何につかったかは書けませんが，テレビにうつったところを部分的に写真にとりました．事前に電話連絡もいただいたのですが，内容をあまりよくうかがわないうちにつくり，販売してしまったので，お客様のニーズにあわない部分もありました．反省しています．

商品を販売するとき通常はゆうパックなどでおくりますが，この件に関しては送り先がちかく，数が多かったので車で直接，納品しました．この件に関しては個人ブログ (別サイト) の記事にもしています．

下の写真は舞台照明につかってもらったものです．上はたいらなものと，上まで凹凸をつけたものをつくりました．結局，上まで凹凸をつけると，3D プリンタの性質上，印刷中にすでに印刷した部分をこすって強度がおちるため，使用に耐えませんでした．これも失敗のひとつです．上がたいらなものは十分な強度があったのだとおもいますが，その後は注文をいただけないのは，この失敗のためかもしれないとおもっています．

この仕事の際には，お客様の希望で商品を当社までとりにきていただきました．その際にお客様からこのようなカスタム・メイドの螺旋 3D 印刷品は舞台照明などの関係者がほしいはずときいて，あちこちメールでアクセスしてみたのですが，結局，反応はありませんでした．

下の写真もお客様のほうで LED を用意していただいたので，シェードだけをつくったものです．このときは会社にうかがって，いろいろ話をうかがいました．それにもとづいてミニチュアの試作品をいくつかつくりましたが，そのなかにはお客様に気にいっていただけないものもあり，予定数よりすくない注文になってしまいました．

ほかにも書けることはあるのですが，とりあえず，このくらいにしておきます．