3Dデザインランプの説明のなかで，ときどきセレクト商品，セミオーダー商品，カスタムデザイン商品ということばをつかっています．これらのことばはどういう意味をもっているのでしょうか?

 

3D デザイン・ペンダントライトや 3Dデザイン電球のなかには，常に在庫して，注文があればすぐに出荷できるようにしようとしているものがあります．これがセレクト商品です．「商品とサービス」というメニュー項目から選択できる大半の商品はセレクト商品です．セレクト商品は出荷がはやいだけではなくて，価格も低廉にしています．これに対して，レディメイド商品ということばをつかっていることもあります．レディメイド商品とは，あらかじめデザインがきめられセレクト商品にすることができる商品ですが，セレクト商品に指定していないもの，つまり常時在庫することをめざしていないものもあります．

 

一方，すべての商品を在庫しておくにはひろい空間が必要になり，製造・在庫のために膨大なコストがかかるので，それはきわめて困難です．また，無限のサイズや模様の種類がある商品もあり，それを在庫するのは不可能です．そのため，セレクト商品とはことなるセミオーダー商品やカスタムデザイン商品があります．このうちセミオーダー商品は基本的には種類が有限なので，膨大なコストをかければ在庫することができる商品です (ただし一部は種類が無限のものがあります)．それに対してカスタムデザイン商品は無限の可能性があり，注文があるまできまらない商品なので，在庫することはできません．

 

セミオーダー商品の例としてつぎのようなものがあります．

 

3D デザインランプは螺旋 3D 印刷という独自の方法をかって 3D プリンタでつくっています．3D プリンタをつかうことで商品を短期に開発することができますが，螺旋 3D 印刷をつかうことでさらに注文をいただいてから短時間で製造することができるようになっています．その利点をもっともいかすことができるのがセミオーダー商品です．注文をいただいてから，はやければ翌日，通常 3 日以内に出荷することができます．従来の工業製品の製造法とはことなる当社の特徴的な製造法をもっともいかした商品がセミオーダー商品だということです．

 

また，カスタムデザイン商品の例としてつぎのようなものがあります．

 

カスタムデザイン商品の形や模様，サイズはお客様しだいであり，あらかじめ候補をあげてもいません．

 

なぜこのような 3 種類の区別をしているのでしょうか?　上記のように螺旋 3D 印刷法と 3D プリンタの利点をもっともいかすことができるのがセミオーダー商品ですが，さまざまなニーズにこたえるためにセレクト商品やカスタムデザイン商品をあわせて販売しています．それぞれオーダーの方法や納期がちがっています．そのため，このような区別が必要になっているのです．